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【社員インタビュー#1】日常と好きをSNSで発信し続ける若手デザイナーの素顔「自分にしかできない魅力的な人生を送る」【ジブン】

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artLargeで働くスタッフの「シゴト」と「ジブン」を引き出すインタビュー企画。今回は、チーフグラフィックデザイナー・小島瑠莉さんの「ジブン」に迫ります。「シゴト」に関するインタビューはこちらからご覧ください。

小島瑠莉 プロフィール:2022年4月、株式会社artLargeに入社。前職では、2018年4月に新卒で大手デベロッパーに入社し、国内外の市場分析やPR企画提案など、マーケティングの分野に5年間従事。チーフグラフィックデザイナーとしてナショナルクライアントを中心に数多くの広告デザイン制作を手がける。
https://artlarge.jp/members/ruri-kojima/

20代のチーフデザイナー・小島さん 
“好き”を極めた先に広がる世界

小島さんはチーフグラフィックデザイナーとして、20代にしてartLargeを牽引する存在。仕事にストイックな彼女は、プライベートでも“好き”をとことん追求しています。

そんな小島さんの趣味は韓国カルチャーとSNS。韓国には毎年足を運び、韓国語もマスター。SNSでは、デザイナーの日常を撮影したVLOG投稿で数千人規模のフォロワーを獲得。そのセンスの良さが高く評価され、今ではSNS経由でデザイン案件を依頼されることもあるといいます。

デザイナーとして多忙な日々を送りながら、趣味にも全力投球。バイタリティあふれる小島さんの、モチベーションの源について探ります。

韓国カルチャーにハマったのは10年ほど前。最初のきっかけは“人”だったといいます。

「友人と人生で初めて海外旅行に行くことになり、“近くて行きやすそうだから”という理由で韓国を選びました。そこで、韓国の方々のフレンドリーさに衝撃を受けたのが、韓国の魅力に目覚めたきっかけです。道端とか、電車の中でも、みんな当たり前のように話しかけてくるんですよ(笑)。でも何を話しているかがわからなかったので『もっと彼らの考えていることを知りたい』と思い、韓国語を習い始めました。そこから、教育制度や、食、音楽、ファッションなど、さまざまな韓国文化に興味を持つようになりました」

韓国愛が止まらない小島さんに、いま注目の韓国カルチャーについて聞いてみました。

「いま気になっているのは『バレエコア』という韓国発のファッション。リボンやチュールなど、バレリーナの要素を取り入れたスタイルで、フェミニンかつ上品な感じが素敵なんです。代表格が『MARITHÉ FRANÇOIS GIRBAUD(マリテフランソワジルボー)』というブランド。韓国の芸能人の方が着用していて、日本でも流行り始めています。

韓国は本当にトレンドの移り変わりが早く、つい数ヶ月前に流行っていたものでもあっという間に古くなってしまいます。どんどん新しいものを生み出して、どんどん取り入れていく。デザインの仕事においても刺激を受けることは多いですね

そういったトレンド情報は、どのように入手しているのでしょうか?

「やっぱりSNSですね。私が発信を始めようと思ったのも、いちユーザーとしてSNSを頻繁に利用し、その影響力の大きさを目の当たりにしていたからです。SNSはコツコツと継続することで着実に数字を伸ばしていけるので、自分に向いていると感じました。最近はTikTok LIVEで配信活動も始めたのですが、リスナーの方々とたくさんお喋りをして元気をもらえるので、すごく楽しいです。SNS活動が一番のストレス解消になっているので、大変なときはありますが、発信を苦痛に感じたことはありません」

完璧主義に追い込まれ「失敗なんて許されない」
学生時代の辛い経験を乗り越えて自分らしく

artLargeでは常にキラキラとした笑顔を振りまき、周囲に元気を与えている小島さん。しかしその背景には、さまざまな苦悩を乗り越えた軌跡がありました。

「昔は『失敗なんて許されない』と思っていました。もともと、かなりの完璧主義なんです」

そう苦笑する小島さんは、自身の過去を振り返りながら語ります。

「私には2歳上の姉がいて、姉は本当に完璧な人なんです。私の好きな言葉に『Let me be proud.』(意訳:お互いを誇りに思える関係でいよう)というものがあるのですが、幼少期の私はまさにそれを目指していて。完璧な姉にとって、自分も完璧な妹でいたいと強く思っていたんです

その想いは次第に「失敗なんて許されない」という強迫観念じみたものへと変わっていき、自分自身を追い詰めてしまいます。それは“自信のなさ”の裏返しでもあったのかもしれません。

そんな小島さんが、自分に自信を持つ最初のきっかけとなったのが、高校の部活動での経験でした。当時、全国大会に出場する強豪校の卓球部に所属していた小島さんは、部活動と勉強の両立に苦しんでいたそうで。

「部内の先輩は強い人ばかりで、自分の実力の無さを目の当たりにしました。私の代も『関東大会出場は絶対』という雰囲気があり、当時主将を務めていたので、プレッシャーに耐えきれなくなり……。さらに、部活動が忙しすぎるせいでだんだんと勉強にもついていけなくなってしまいました。今思えばありふれた悩みなのかもしれませんが、学生時代は学校が自分の世界の全てなので、逃げ道が何もなくて本当に辛かったです。何度も辞めようと考えましたが、なんとか関東大会出場を達成し、卒業まで部活動をやり切ったのが、今でも信じられないくらいです。あのときの経験で得た自信が、いまの自分を支えているような気がします

「自分にしかできない魅力的な人生を送る!」 
経験と失敗を糧に大きな成長を掴む

その後、デザイナーという夢を見つけ、縁あってartLargeに入社。当時はまだ“失敗”に対する不安も残っていたそうですが、それを変えてくれたのが、artLargeメンバーだったといいます。

「未経験でartLargeに入り、最初はうまくやれるか本当に心配でした。でも、artLargeには経験豊富な先輩デザイナーやアートディレクターがいるので、自分が得意ではない分野も周りが補ってくれる。また、先輩との距離が近いので、行き詰まったときは気軽に相談することができます。優秀なチームにいるという安心感が、焦りや不安を打ち消してくれました

信頼できるメンバーに背中を預け、失敗を恐れず進むことができるように。それは彼女が元来持っていた“強み”をさらに引き立てます。

私の強みは、目標達成までの道筋を考えるのが得意なところです。これは親の影響が強いですね。私が目標を伝えると、その到達地点から逆算して、いまやるべきことについて一緒に考えてくれたので、その思考パターンが染み付いているのかもしれません。今はそれにプラスして『違うかも』と思ったらすぐに代替案を考えて迅速に行動できるところも自分の良さだと思っています

さまざまな経験を糧に、デザイナーとして、そして一人の人間として、着実に成長している小島さん。そんな彼女が理想とする姿について、広告デザイン会社らしく“キャッチコピー風”に表現してもらいました。

「『自分にしかできない魅力的な人生を送る!』です。世の中にはいろんな分野の成功者がいますが、自分だけにしかないもので、自分だけの面白い生活を作り上げたいと思っています。さらに言えば、自分の感性を生かしたクリエイティブを制作し、それがいずれ会社に、ひいては社会に貢献できるものになれば嬉しいですね」

最後に“座右の銘”について聞いてみると、20代女性らしからぬ意外なワードが飛び出しました。

「『調子に乗らない』が人生のモットーです。私は初動が早いのですが、最初から飛ばしすぎるせいで、落ちるのも早いタイプなんです。調子に乗らず、長く継続していける方法を見つける。感謝の心を忘れず、常に謙虚に過ごす。そんな人間でありたいです」

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