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【社員インタビュー#2】多様なキャリアを生かしてWebデザイナー×広報・PRの二軸で活躍「社内外を繋ぐ“Hub”に」【シゴト】

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artLargeで働くスタッフの「シゴト」と「ジブン」を引き出すインタビュー企画。今回は、Webデザイナーと広報を兼任する、大久保早織さんの「シゴト」に迫ります。「ジブン」に関するインタビューはこちらからご覧ください。

大久保早織 プロフィール:2023年、株式会社artLargeに入社。早稲田大学卒業後、新卒でアパレルブランドに就職した後、ワーキング・ホリデーを活用してオーストラリアへ。帰国後は外資系ITベンチャーで働きながら、専門学校でWebデザインを学ぶ。現在はartLargeでWebデザイナー兼広報として社内外の幅広い業務に携わっている。
https://artlarge.jp/members/saori-okubo/

早稲田からアパレル→ワーホリで渡豪 
コロナ禍でキャリアを再考した結果…

早稲田大学教育学部複合文化学科を卒業し、新卒で大手アパレル企業に入社した大久保さん。好きなファッションの仕事にやりがいを感じつつも、希望するポジションに就くまでの道のりの長さに悩んでいたといいます。

「アパレルは基本、販売員からのスタートになります。私はECや海外向けのバイヤーに興味があったのですが、そこに行き着くまでの壁が厚く感じて。販売員は自分のセンスが活かせる仕事なので楽しかったのですが、より裁量のあるポジションで働きたいと考えるようになりました。ちょうどそのとき、ワーキング・ホリデーに行った人の話を聞く機会があり『これだ!』と(笑)。大学時代にアメリカ留学を経験して価値観が大きく変化したので、ワーホリに行けばまた何かが変わるかもしれないと思いました

行くなら早いほうがいいと考え、25歳のときに会社を辞めてオーストラリアへ。家族や友人、そして職場の人たちも笑顔で送り出してくれたそうです。

「都会での通勤に息苦しさを感じていたので、ワーホリでは開放的な場所に行きたいと思い、オーストラリアのストロベリーファームで働くことを選びました。肉体労働もそうですが、違うカルチャーを持つ人々との共同生活で、心身ともにかなり鍛えられたと思います。その後は現地の語学学校のスタッフを経験し、とても有意義な時間を過ごすことができました」

帰国後はオーストラリアで磨いた語学力を武器にして、外資系ITベンチャーに就職。しかし、人々の生活に変革をもたらした“コロナ禍”を経て、自身のキャリアを見つめ直すようになりました。

「コロナで混乱する世の中を目の当たりにし、これからの時代はパソコンひとつでできる仕事のほうが働きやすそうだと考えるようになりました。そこで、Webデザイナーの仕事に興味を持つように。留学中にも少しだけWebデザインに触れたことがあり、自分のセンスで画面を組み立てていくことに面白みを感じました。世界各地、どこにいてもできそうな仕事という点も魅力的でしたね。仕事をしながらWebデザインのスクールに通い、スキルを習得。在学中、スクールのコネクションで実務の経験を少しずつ積ませてもらい、ポートフォリオを完成させてから転職活動を始めました」

多様な経験を高く評価され入社 
aLで「クリエイティブを最大限に生かす」

artLargeとの出会いは2023年。入社の決め手は「会社との相性のよさ」だったといいます。

「これまでの多様な経験や、センスの部分を評価してもらえたのが嬉しかったです。また、社長も旅と音楽が好きなので、私のエピソードをたくさん引き出してくれて、価値観が合うと感じました。好きなことをデザインにも生かせそうだと考え、ここで働きたいと思いました

入社後、すぐにartLarge公式サイトのリニューアルを担当。大久保さんは、もっと社員の姿が見られるサイトにしたいと考え、ただWebデザインを改修するだけではなく、新しいコンテンツの企画制作も積極的におこないました。

artLargeには魅力的な人が多いので、その部分を押し出していきたいと考えました。HPのリニューアルにあたり、外注のカメラマンとスケジュールを調整したり、社員全員を巻き込んで打ち合わせをしたり、グラフィックデザイナーと連携を取ったりなど、経験のない業務ばかりで戸惑うこともありましたが、それ以上に面白さを感じました。リニューアル後はサイトのPV数が大きく伸びたほか、採用面接を担当した際に『HPがカッコよくて応募しました』と言ってもらえて、素直に嬉しかったです」

artLargeにおけるWebデザイナーの働き方について、大久保さんは次のように語ります。

「artLargeのWebデザイナーは、ディレクション、実装、マーケティング、改善など、プロダクトやサービスに一貫して携わります。大変なことも多いですが“作って終わり”じゃないところにやりがいを感じます。弊社は自社サービスや自社プロジェクトも多く、裁量を持って取り組むことができるので、自身のクリエイティブを最大限に生かせるのが楽しいです

また、artLargeは多種多様なクライアントを抱えており、案件によって求められるUI/UXもさまざま。これも、大久保さんのスキルアップに繋がっているといいます。

「たとえば、不動産会社のLP制作では“信頼感のあるデザイン”を重視し、初めて訪れた人でも迷わず行動できるように直感的なUIを意識しました。一方、アパレルブランドのECサイトでは“ビジュアルの世界観”を前面に出すために、よりダイナミックな動きや体験を取り入れる工夫をしました。artLargeでは、新規案件ごとに新しい発想や表現方法を学ぶことができます。もちろん簡単ではありませんが、こうした挑戦の積み重ねが、自分自身のデザインの幅を広げていると感じます

クリエイター視点を持つ広報として 
社内外を繋ぐHubに

企業の顔ともいえる公式サイトを魅力的にリニューアルし、artLargeの広報部分に貢献。クライアントワークも着実・丁寧に進める大久保さんの働きぶりを評価して、社長は“広報業務との兼任”を提案します。

「広報担当の方が産休に入り、ポジションが空いたタイミングで、社長から『広報もやってみない? 絶対に面白いから』と声をかけてもらいました。私は広報の知識があまりなかったのですが、自分が打ち出したものが世の中に広まっていく経験をしてみたいと思い、すぐに兼任を受け入れました」

現在はWebデザイナーとして働く傍ら、社内・社外広報も担当。社内報の運用や社内イベントの企画実行、他企業とのリレーション構築、PR、SNS運用、地域や教育機関との連携、採用広報など、網羅的に活動しています。

Webデザイナーと広報。それぞれ性質の異なる業務ですが、二つの仕事がシナジーを生み出す場面も多いといいます。

artLargeはクリエイティブ会社なので、実際に働くクリエイターの視点で会社の魅力を伝えられるのは利点ですね。また、PRパーソンとしての視点を持っているので、受け手とのコミュニケーションを綿密に設計し、それをWebデザインに落とし込むことができるのも私の強みです」

そんな大久保さんが、Webデザイナーと広報で得た知見を、どちらも活用しながら取り組んでいる企画があります。

artLargeには『WORK&CREATION』(通称:ワークリ)という独自の福利厚生があります。毎月2名の社員が好きな旅先で働けるという、“旅”を大切にするartLargeらしい制度です。ワークリは、普段と異なる環境に身を置き、あらゆる刺激を受けながら新しいインスピレーションを生むことを目的として、2023年に誕生しました。私もこの制度を利用し、これまでに山梨や宮崎、そしてワーホリぶりにオーストラリアにも行きました。東京の喧騒の中では思いつかないようなことが自然と浮かび上がり、改めて旅がクリエイティブに与える影響の大きさに気付かされましたね。

私はこのワークリを、社外にも広めていきたいと考えています。広報としてはもちろん、Webデザイナーとして外向けのアウトプットの製作にも携わっています。二つの業務に関わっており、かつ、旅を愛する自分だからこそ、ワークリの真価を広くPRできると考えています。今後もWebデザイナーと広報の二軸で、社内外を繋ぐ“Hub”としての役割を担っていきたいです

「点と点を繋ぎながら目標地点へ」
人生と仕事を旅しながら辿りついた場所

artLargeが掲げる「人生は旅。仕事も旅。」という大きなテーマ。このメッセージに自分のキャリアを重ねながら、大久保さんは次のように語ります。

「私はこれまで、さまざまな仕事の旅をしてきました。職種を変えるごとに新しい発見があり、それは常に変化を求める私にとって良いことでもありました。でも、30代を目前にしてひとつのことを極めたいと思うようになり、そして辿り着いたartLargeという場所。artLargeでは案件ごとに使う脳がまったく異なり、毎回新しい学びがあります。artLargeの中で多くの変化や刺激があるため、思考が凝り固まることなく、自分の成長を肌で感じられています

そんな中で、大久保さんが大事にしていることとは。

ひとつの案件で得た学びを次に繋げることです。求められるクリエイティブは案件ごとに異なりますが、次に応用できるポイントはたくさんあります。そういった点と点を繋いでいき、時には仲間のサポートも受けながら、目標に到達する。これってすごく旅に似ていますよね。ひとつの場所に留まることを嫌う、artLargeだからこそ実現できる『仕事の旅』なのだと思います」

今後、より大きな仕事の旅をしていくために、どんな仲間がartLargに加わってほしいか聞いてみると。

『好奇心旺盛でフットワークが軽い』というのは、一緒に旅を楽しむ上で重要な条件ですね。加えて、自分の意見を持ち、それをハッキリと周りに伝えられる人。時には『こっちのほうが近道だよ!』と、仲間を引っ張っていけるようなエネルギーを持つ人がいてくれたら頼もしいです」

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